「エアコンを10年掃除していないけれど、とりあえず動いているから大丈夫そう」

そう感じている方は、実は少なくありません。

ですが、エアコンは動いていることと内部が清潔で安全なことが必ずしも同じではありません。

本記事では、ハウスクリーニング業界歴10年・エアコン清掃台数10,000台超のプロ監修で、10年掃除していないエアコンに起こることをわかりやすく解説します。

監修:アールクリーニング技術部T氏 執筆:アールクリーニング編集部
🛡️この記事の信頼性

ハウスクリーニング業界歴10年・エアコンの清掃台数は10,000台超のプロ、アールクリーニング技術部のT氏が監修。
現場の知見に基づいた正しいお家やエアコン掃除の知識をお届けします。

結論|10年掃除していないエアコンは「正直ヤバイ」

この章では、まず結論をはっきりお伝えします。

10年掃除していないエアコンは、正直ヤバいです。

エアコンの内部は湿気が多く、ホコリもたまりやすい環境です。

そのため、10年掃除をしていないエアコンには、カビ・ホコリなどが大量に蓄積されている可能性が高いです。

カビが生えたエアコン内部

※1年間放置したエアコン。1年でもこんなに汚れが溜まっています。

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

自分でできる掃除は本体の拭き掃除、フィルターの掃除が一般的ですよね。
内部の掃除は専門的な知識やエアコンの分解が必要なので、エアコンクリーニングを依頼していないとカビだらけかもしれません。

エアコンを10年掃除していないとどうなる?

この章では、10年掃除していないエアコンで起こりやすい変化を整理します。

「まだ使えるから大丈夫」と思っていても、内部では少しずつ問題が進んでいることがあります。

冷暖房効率が落ちて電気代が上がりやすい

エアコン内部の汚れ

エアコンは空気の通り道が汚れると、本来の性能を発揮しにくくなります。

実際にダイキン公式では、フィルター掃除をしないと冷房時の消費電力が25%高くなることがあると案内しています。

ダイキンが試算したところ、フィルター掃除をしないと、冷房時の消費電力が25%も高くなるということがわかりました。

参考:ダイキン公式HP

10年掃除していない場合は、フィルターだけでなく内部にも汚れがたまっている可能性があります。

効きが悪くなったり、設定温度に達するまで余計に電力を使ったりしやすくなります。

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

わたしの経験上、10年放置したエアコンは、「外から見ると普通」でも、開けると内部にかなり汚れがたまっていることがほとんどです。

カビ臭い・ホコリ臭いと感じやすくなる

布団の上で鼻をつまむ男性。臭い。

10年掃除していないエアコンでよくある悩みが、運転時のニオイです。

とくに冷房や除湿の使用後は内部に湿気が残りやすく、それがカビの繁殖を促します。

また、汚れと重なることで不快なニオイにつながります。

健康リスクにつながる

エアコン内部のホコリやカビを放置して使うと、以下のようなアレルギー症状や健康被害の原因になります。

  • アレルギー性鼻炎・結膜炎(くしゃみ、鼻水、目の痒み)
  • 気管支喘息(激しい咳き込み、喘鳴)
  • 夏型過敏性肺炎(カビを吸い込むことで起きる、肺炎の一種)
⚠️ 放置厳禁!エアコンのカビは命に関わる?
「アスペルギルス症」を発症し、激しい咳や血痰、最悪の場合は呼吸困難で命に関わる危険性も。
「家にいると咳が出る」と感じたら要注意。
手遅れになる前に、プロのエアコンクリーニングがおすすめ

エアコンを10年掃除していないときに確認したいチェックポイント

この章では、10年掃除していないエアコンが本当に危険サインを出していないか、自宅で確認しやすいポイントをまとめます。

ひとつでも当てはまるなら、早めのエアコンクリーニングを検討したほうが安心です。

吹き出し口やルーバーに黒い点が見える

おそうじ機能付きエアコンのカビ

吹き出し口の奥やルーバーに黒い点が見える場合、内部は既にカビが繁殖している可能性が高いです。

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

吹き出し口にカビが生えていて、内部はキレイという状況は中々ないです。
というのも、エアコン内部のほうが湿気がたまりやすいからです。

エアコン内部の掃除は分解作業が必要なので、ご自身で掃除は非常に難易度が高いです。

プロのエアコンクリーニングへ依頼を検討してください。

エアコンをつけるとニオイがする

運転開始時にカビ臭い、ホコリっぽいニオイがする場合は、エアコン内部にカビが繁殖しているサインです。

内部が汚れていると、稼働するたびにカビの胞子を部屋中に撒き散らすことになってしまいます。

注意点
エアコン洗浄スプレーは使用しない

スプレーを使用すると、薬剤やふやけたカビの塊が内部にすすぎきれず残ってしまいます。
それが新たなカビの栄養源になってさらにニオイが悪化します。

冷えにくい・暖まりにくい

以前より冷暖房の効きが悪い、設定温度に達しにくいといった場合は、汚れによる効率低下が起きている可能性があります。

ホコリがフィルターや内部のフィンに目詰まりすると、エアコンは空気をスムーズに吸い込むことも、吐き出すこともできなくなります。

それにより、エアコンの熱交換効率が著しく低下している可能性があります。

ここが重要!

中々珍しいですが、単なる汚れではなく、「冷媒ガス」が漏れを起こしているケースも考えられます。

水漏れや異音がある

室内機から水がポタポタ落ちる、変な音がするといった場合は、エアコンクリーニングや点検を急いだほうがよいサインです。

とくに水漏れは、ドレンホースの詰まりやドレンパンの汚れによる排水不良が原因として多いです。

監修者 Mr. T
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私の経験上、水漏れのほとんどがドレンホースかドレンパンの汚れが原因です。
故障や設置不良は珍しいです。

電気代が上がった気がする

急に電気代が上がったと感じるとき、エアコン汚れが影響している可能性もあります。

エアコンは、フィルターや内部が目詰まりしていると、設定温度に到達させるために通常よりも余計なパワーを消費しなければなりません。

10年間本格的な掃除をしていないのであれば、一度エアコンクリーニング業者に清掃してもらう価値があります。

うちのエアコンは大丈夫?放置したエアコンの危険度診断

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

今回、エアコンクリーニングのプロが実際に現場で使用しているチェック項目を基に、簡単に危険度がわかる診断ツールを制作しました!

8つの質問に答えるだけで、今すぐプロの洗浄が必要かどうかがわかります。

1分でセルフチェック

エアコンの危険度診断

「何年も掃除していない…」「うちのエアコン大丈夫?」と思ったら、8つの質問に答えて今すぐ危険度をチェックしてみましょう!

【1】吹き出し口の奥やルーバーに、黒いポツポツ(カビ)が見える?

【2】エアコンをつけた瞬間、カビ臭さやホコリっぽさを感じる?

【3】以前に比べて「冷えにくい」「暖まりにくい」と感じる?

【4】エアコンから風が送られてくるとき、風量が弱くなった気がする?

【5】室内機(エアコン本体)から水がポタポタ落ちてきたことがある?

【6】運転中に「カタカタ」「ブーン」など、以前はなかった異音がする?

【7】使い方は変わっていないのに、急に電気代が上がった気がする?

【8】最後にプロのクリーニング業者にお願いしてから、3年以上経っている(または一度もない)?

エアコン掃除の理想的な頻度とは?

それでは、どのくらいの頻度で掃除をすればよいのでしょうか?

ここでは、自分で掃除をする場合の頻度とプロのクリーニングへ依頼する場合の掃除頻度を紹介します。

フィルター掃除:2週間~1カ月に1回

エアコンのフィルターのパネルを開ける

お掃除機能が付いていないエアコンの場合、フィルター掃除は2週間〜1ヶ月に1回程度が目安です。

特に冷暖房をフル稼働させる夏(7〜8月)や冬(12〜1月)は、汚れがたまりやすいです。

こまめにお手入れをするだけで、電気代の節約に直結します。

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

お掃除機能付きエアコンの場合、定期的にダストボックスの手入れを行いましょう。
半年~1年に1回がダストボックスお手入れの目安です。

フィルターの掃除手順

  1. 1

    エアコンのコンセントを抜き、電源を落とす

  2. 2

    前面パネルを開けて、フィルターがついた状態のまま、表面からホコリを掃除機で吸い取る。

  3. 3

    フィルターを丁寧に取り外し、裏面からシャワーを当てて洗い流す。

  4. 4

    直射日光の当たらない風通しの良い場所で完全に乾かしてからエアコンに戻す。

フィルターは乾かしてから戻そう!
完全に乾かさずに戻すと、エアコン内の湿気が高くなってカビが繁殖してしまいます。
乾かしてから戻すようにしましょう。

吹き出し口・ルーバー:2週間〜1か月に1回

エアコンの吹き出し口・ルーバーの掃除

本体・吹き出し口・ルーバーの掃除は2週間〜1か月に1回程度が目安です。

風に乗ってカビの胞子が部屋中に撒き散らされる原因になるため、こまめに除去して蓄積を抑えることが重要です。

吹き出し口・ルーバーの掃除手順

  1. 1

    コンセントを抜き、ルーバーを手でゆっくり開く。

  2. 2

    表面のホコリをハンディモップや掃除機で落とす。

  3. 3

    固く絞った濡れ雑巾や、お掃除シートを用意する。

  4. 4

    吹き出し口の奥やルーバーの裏側を優しく拭き取る。

  5. 5

    コンセントを入れ、30分ほど「送風」で内部を乾かす。

⚠️プラスチックの扱いに注意!
古いエアコンは経年劣化でプラスチックが割れやすくなっています。
力加減に注意して作業してください。

プロのエアコンクリーニングは1〜2年に1回を目安に検討

エアコン内部の分解洗浄は1〜2年に1回程度が目安です。

とくに、ペットがいる家庭、キッチン近くに設置している家庭は通常よりも汚れが早くたまります。

毎年シーズン前(4〜5月頃)のクリーニングを強くおすすめします。

徹底比較!

どこまで綺麗になる?「自分」VS「プロ」の掃除範囲

掃除するパーツ 自分でやる場合 プロ(業者)の場合
前面カバー・パネル・外装 エアコンの外側プラスチック
表面の拭き掃除

取り外して丸洗い
フィルター ホコリをキャッチする最初の砦
掃除機がけ・水洗い

専用薬剤で徹底除菌
熱交換器
(アルミフィン)
風の温度を変える金属部
×
壊れるので触れない

高圧洗浄で奥まで貫通
送風ファン
(シロッコファン)
風を送り出す筒状の羽。
×
奥にあって手が届かない

カビを根こそぎ高圧洗浄
ドレンパン
(水の受け皿)
結露水を受け止める場所
×
分解が必要なため不可能

洗剤と高圧洗浄でスッキリ

エアコンクリーニングの料金相場

エアコンクリーニングの費用は、エアコンの種類や作業難易度、オプションの有無によって異なります。

以下に一般的なエアコンクリーニングの料金相場をご紹介します。

標準機種 壁掛けタイプ(お掃除機能なし)
料金相場(1台) 10,000円〜15,000円
作業時間の目安 1時間 ~ 1時間30分
高機能機種 壁掛けタイプ(お掃除機能付き)
料金相場(1台) 18,000円〜25,000円
作業時間の目安 約 2時間
エアコンタイプ 料金相場(1台あたり) 作業時間(目安)
標準機種 壁掛けタイプ(お掃除機能なし) 10,000円〜15,000円 1時間 ~ 1時間30分
高機能機種 壁掛けタイプ(お掃除機能付き) 18,000円〜25,000円 約 2時間
監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

お掃除機能付きは、内部構造が複雑なため、分解の作業難易度が高いです。
作業時間も長くなるため、費用が高めです。

注意点
安すぎる業者には注意

上記の料金相場よりも大幅に安い業者には注意が必要です。
必要な作業を省略していたり、万が一の保証を用意していない場合があります。

エアコンの徹底洗浄はアールクリーニングへお任せください!

エアコンクリーニングのビフォーアフター

アールクリーニングは、エアコン洗浄の専門業者として最先端の洗浄機器、ならびに技術とアフターサービスで、多くのお客様にリピートをいただいております。

アールクリーニングのエアコン分解洗浄は、フィルターやファン、熱交換器などの自分では手が届きにくい部分もキレイにします。

以下では、アールクリーニングの強みを紹介します。

清掃技術と品質管理

アールクリーニング研修施設

アールクリーニングでは、自社独自の技術・マナー研修制度により、合格したスタッフのみが現場に出ます。

本格的な研修施設には、さまざまなメーカーのエアコン実機に加え、換気扇や水回りも配置しています。

繰り返し練習できる環境があるからこそ、どのスタッフがお伺いしても高品質な作業を提供しています。

安心と実績

Google口コミ1,500件突破

アールクリーニングの作業実績は50万件以上!

その中でもエアコンクリーニングはダントツの一番人気のメニューです。

また、アールクリーニングは、Google口コミ 1,500件以上で★4.7 の高評価を誇り、多くのお客様から

「新品のようにとっても綺麗になりました」
「丁寧な説明とお掃除で気持ちもスッキリしました!」
「さすがプロ!見事!また利用したい」

など、たくさんの嬉しい声も日々いただいております!

清掃作業後もアフターサービスがあるため、安心してご利用いただけます。

万全のサポート体制

アールクリーニングでは自社コールセンターを完備し、迅速なお客様対応を実現しています。

また、清掃作業後にトラブルが発生した場合でも、作業後2週間まで保証対応。

アフターフォローまで万全の体制でサポートいたします。

アールクリーニングの対応地域一覧

アールクリーニングでは下記の地域でエアコンクリーニングを行っております。
お住まいのエリアが対象かどうか気になる方は、以下から開いて一度チェックしてみてください。

開いて対応地域を詳しく見る

よくある質問(Q&A)

Q1. エアコンを10年掃除していないけど、今も動いているから大丈夫?

A. 一見問題がなくても、内部にはホコリやカビが大量にたまっている可能性があります。

冷暖房効率の低下や健康被害、さらには突然の故障につながるリスクもあるため、早めにクリーニングを行うことをおすすめします。

Q2. 10年間掃除していないエアコンを自分で掃除しても大丈夫ですか?

A. 外側のフィルター掃除程度であれば可能ですが、内部の分解清掃は危険です。

奥にたまった汚れを無理に落とそうとすると、電装部分を傷めたり水漏れを起こす恐れがあります。

10年以上放置している場合は、プロによる分解洗浄が安全です。

Q3. エアコンから黒いホコリのようなものが出てきます。これもカビですか?

A. カビの可能性が高いです。

黒い粒や斑点が吹き出し口や風に混じって出てくる場合、内部のファンや熱交換器にカビが発生していることが考えられます。

そのまま使用すると、部屋中にカビの胞子が広がるため、使用を控えて掃除を検討しましょう。

Q4. どのくらいの頻度でエアコンを掃除すればいいですか?

A. フィルター掃除は2週間〜1カ月に1回、内部の分解クリーニングは1〜2年に1回が目安です。

特にペットがいる家庭や湿気の多い部屋では、年1回の定期清掃が理想です。

Q5. エアコンのニオイを取るだけならスプレーでも大丈夫?

A. 一時的にニオイが軽減することもありますが、奥のカビや汚れまでは除去できません。

スプレーの薬剤が内部に残ると故障やサビの原因にもなるため、使う際は注意が必要です。

長年掃除していない場合はプロによる洗浄が効果的です。

Q6. プロのエアコンクリーニングはどんなことをするのですか?

A. 機種に合わせてエアコンを分解し、熱交換器や送風ファンの奥まで専用の高圧洗浄機で洗浄します。

見えない部分にこびりついたカビやホコリを徹底的に除去し、空気の流れや冷暖房効率を改善します。

Q7. クリーニング後はどんな効果がありますか?

A. 空気の清潔さが改善し、カビ臭やホコリ臭が解消されます。

また、冷暖房効率が向上することで電気代の節約にもつながります。

さらに、内部の負担が減るためエアコン自体の寿命も延びやすくなります。

Q8. 掃除をせずに使い続けると、どんな健康被害がありますか?

A. エアコン内部のカビやホコリが運転時に部屋中に拡散され、アレルギー・ぜんそく・咳・鼻炎などを引き起こす可能性があります。

特に小さな子どもや高齢者、呼吸器系が弱い方がいる家庭では注意が必要です。

Q9. 10年掃除していないエアコンでも、プロに頼めばきれいになりますか?

A. ほとんどのケースで改善できます。プロは高圧洗浄機と専用の洗剤を使い、長年蓄積したカビやホコリを除去します。ただし、プラスチックの黄ばみ等、経年劣化によるものはもとに戻せないです。

Q10. エアコンクリーニングの費用はどのくらいかかりますか?

A. 一般的な壁掛けタイプ(お掃除機能なし)で10,000〜15,000円前後、お掃除機能付きタイプで18,000〜25,000円程度が目安です。

防カビコートなどのオプションを追加することで、清潔な状態を長く保てます。

まとめ:10年放置は危険。今すぐチェックを

エアコンを10年間掃除していないと、内部はカビ・ホコリ・ダニであふれている可能性が高いです。

結果的に健康被害・電気代の増加といった問題を引き起こす可能性があります。

特に小さなお子様やアレルギー体質の方がいるご家庭では、早急な対処が必要です。

  • 「ニオイだけ」
  • 「見えないから大丈夫」

と放置しているうちに、悪化していることがほとんどです。

監修者 Mr. T
プロの
ひとこと

長くエアコンを掃除していない場合は、一度プロに依頼してエアコンクリーニングを検討しましょう。

「10年掃除してない」のなら、今がその解決のスタートラインです。

参考:荒尾市立荒明医療センター公式ホームページ,HOME,健康づくり,健康のお話,その咳、大丈夫!? エアコンが原因でかかる病気!