「ナショナル製の換気扇を掃除したいけど、どうやって外せばいいのかわからない…」

そんなお悩みを抱えていませんか?

古くから多くの家庭で使われているナショナル(現パナソニック)の換気扇は、外し方にも注意が必要です。

この記事では、ナショナル製換気扇のプロペラ式・レンジフード式などタイプ別の外し方をわかりやすく解説。

さらに、外す際の注意点や安全対策のポイントもご紹介します。

無理に外して壊してしまう前に、ぜひチェックしてください。

ナショナル(パナソニック)換気扇の特徴

ナショナル換気扇の特徴

ナショナルの換気扇は、現在のパナソニック製レンジフード・換気扇の前身ブランドであり、多くの住宅で長年、使われてきた製品です。

  • 頑丈な構造で長寿命なものが多い
  • プロペラ型・シロッコファン型など、製品タイプが豊富
  • 製造年代によって構造が異なるため、取り外し方もさまざま

参考:パナソニック公式サイト.住まいの設備と建材.空調・換気.換気扇.レンジフード

なお、公式サイトでも紹介されているように古い製品ほど汚れや経年劣化による部品の固着が起こりやすい傾向があります。

取り外しには十分な注意が必要です。

タイプ別の外し方

1. プロペラ型(壁付けタイプ)

綺麗なプロペラ式ナショナル換気扇

昔ながらの壁に取り付けられているプロペラ型換気扇の外し方は以下の通りです。

  1. 電源を切る
  2. フィルターがあれば、外しておく
  3. 本体中央の「回転部分」を軽く押さえながら、ナットやカバーを右回りに回す(「ゆるむ」の方向へ)
  4. 羽根を外したあと、外枠部分(枠やフレーム)を順に取り外す

ただし、製品によってはカバーにツメがついています。

その際は、マイナスドライバーなどでツメを押しながら外す必要があります。

2. レンジフード型(シロッコファン)

シロッコファン

シロッコファンタイプのレンジフードは、キッチン上部に設置されており、分解にはやや手順が必要です。

  1. 電源をオフにする
  2. 整流板を取り外す(多くは左右のツメを押しながら手前に引くと外れる)
  3. フィルターを外す
  4. ファンを軽く手で押さえ、つまみを右回りの方向へ回す(「ゆるむ」の方向へ)
  5. ファンが固い場合は、無理に引っ張らず汚れをやさしく取り除いてから再度試す

ナショナルの古い機種では、内部構造が複雑なものもあります。

そのため、事前に機種品番で説明書を検索すると安心です。

参考:Panasonic公式ホームページ,羽根(ファン)の外し方について教えてください。(レンジフードに関して)

固くて外れないときの対処法・コツ

「羽根が回らない」

「ファンが抜けない」

といった場合には、汚れの蓄積や経年劣化による部品の固着が原因になっていることもあります。

以下のような対処法を試してみましょう。

汚れを柔らかくしてから再チャレンジ

羽根やファンの付け根にこびりついた油汚れは、低温だと固まりやすく外れにくくなります。

そこで、ぬるま湯で湿らせたタオルを汚れ部分にあて、数分ほど置きましょう。

汚れがやわらかくなり、外しやすくなります。

電子レンジで温めたおしぼりを使うと、より効果的に油汚れを緩められます。

中性洗剤や重曹水で、油汚れを軽く落としてから試す

軽度の油汚れで固着している場合は、キッチン用の中性洗剤や重曹水をスプレーボトルに入れて吹きかけると、汚れを浮かせやすくなります。

しばらく置いてから柔らかい布で拭き取ると、ネジや羽根が外れやすくなります。

アルカリ性が強い洗剤はプラスチックや塗装面を傷めることがあります。

まずは中性洗剤から試してみるのが安心です。

固着しているネジには潤滑スプレー(例:KURE 5-56など)を使う

ネジが固まって回らない場合には、KURE 5-56などの潤滑スプレーを少量吹きかけ、数分放置してから回してみましょう。

スプレーが金属の隙間に入り込み、摩擦を軽減してネジを緩めやすくします。

ただし、吹きかけすぎると周囲に飛び散ってベタつきの原因になります。

ティッシュや布で周囲を養生してから使用すると良いです。

それでも外れない場合は専門業者へ

上記の方法を試しても外れない場合は、無理に力を加えないことが大切です。

経年劣化したプラスチックやモーター部品は非常に脆く、破損させると交換部品が手に入らないケースも多くあります。

特に古い換気扇は部品の供給が終了していることが多いです。

そのため、壊してしまうと修理が不可能になり、結果的に本体ごと交換するしかなくなる可能性もあります。

少しでも不安を感じたら、清掃や修理に慣れた専門業者に相談するのが最も安全です。

換気扇を外すときの注意点

注意の画像

必ず電源を切ってから作業する(感電防止)

換気扇は電気製品なので、作業中に通電していると感電やショートの危険があります。

必ずスイッチを切るだけでなく、可能であればブレーカーも落としてから作業を始めましょう。

特にキッチンや浴室など水気のある場所では感電リスクが高まるため注意が必要です。

油汚れが多い場合は、手袋や新聞紙で保護する

キッチンの換気扇は油汚れがこびりついていることが多く、直接触ると手が滑りやすくなり危険です。

ゴム手袋や軍手を着用し、床や周辺には新聞紙やビニールシートを敷いて保護すると、汚れが飛び散っても掃除が楽になります。

プラスチック部品は割れやすいので無理に力を加えない

換気扇のカバーや羽根はプラスチック製が多く、経年劣化で脆くなっている場合もあります。

強引に引っ張ったりねじったりすると破損するため、取扱説明書を確認し、正しい外し方を守ることが重要です。

固くて外れない場合は、無理をせず一度業者に相談するのも安心です。

ビスや部品の順番を記録しておくと再取り付けが楽

換気扇の分解では複数のビスやパーツを外す必要があります。

どの部品がどこに使われていたか分からなくなると、元に戻すのが難しくなります。

外す順番を写真に撮ったり、小袋に部品ごとにまとめてラベルをつけておくと、再組立てがスムーズです。

高所作業は脚立などを使って安定させる

換気扇は天井や高い位置に設置されていることが多いため、椅子や不安定な台に乗って作業するのは危険です。

必ず安定した脚立を使用し、足元をしっかり固定してから作業を行いましょう。

可能であれば、家族に支えてもらうなど二人以上で作業すると安全性が高まります。

無理せず専門業者に依頼する

「外そうとしてもビスが固くて回らない」

「内部が見えにくく構造が分からない」

「分解時に異常な焦げ臭や異音がする」

といった場合は無理に作業を続けると破損や感電、火災のリスクがあります。

少しでも不安を感じたら、専門業者に依頼するのが一番安全です。

プロなら専用工具と知識を持っており、短時間で安全に分解・清掃が可能です。

レンジフードの頑固な汚れはアールクリーニングにお任せください!

レンジフード清掃

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まとめ|無理せず安全第一で外そう

ナショナル製の換気扇は今でも多くの家庭で使われています。

しかし、製造年や機種によって構造が異なるため、正しい手順と注意点を押さえて外すことが大切です。

どうしても固い・怖い・不安な場合は、無理に取り外さず、専門の清掃業者へ依頼するという選択も検討しましょう。

アールクリーニングでは、レンジフード・換気扇の分解洗浄も承っています。

分解が難しい古い換気扇の対応も可能ですので、お気軽にご相談ください。