年末が近づくと「そろそろ大掃除をしなきゃ」と思う人も多いですよね。

でも実際は、何から手をつけていいかわからず、気づけば年末のギリギリ……という人も少なくありません。

この記事では、クリーニングのプロが教える「大掃除のやることリスト」を優先順に紹介します。

さらに、部屋別チェックリストや効率よく進めるコツ、注意点までわかりやすく解説。

この記事を見ながら進めれば、無理がなく家中をピカピカにできます!

大掃除の優先順位

限られた時間で家全体をきれいにしたい場合は、まず「どこから手をつけるか」を決めることが大切です。

最優先したいのは、エアコンや換気扇、キッチンなど、汚れがたまりやすく生活への影響が大きい場所です。

これらは空気や食事に直結するため、早めに掃除しておくことで快適さが大きく変わります。

次に取り組みたいのが、浴室や洗面所、トイレといった水まわりです。

後回しにすると汚れが落ちにくくなるため、余裕があるうちに対応しておくと安心です。

一方で、窓や床、玄関、ベランダなどは緊急性が低いため、時間が足りない場合は後日に回しても問題ありません。

大掃除の優先順位まとめ

  • 優先度(高):エアコン・換気扇・キッチン
  • 優先度(中):浴室・洗面所・トイレ
  • 後回しでもOK:窓・床・玄関・ベランダ

上記の優先順位で、次に紹介する大掃除のやることリストを参考に進めてください。

大掃除のやることリスト

チェックリスト

家全体を一気に掃除するのは大変。

お部屋ごとに区切って少しずつ進めると、達成感が得られやすく続けやすくなります。

ここでは、大掃除のやることリストを場所別に紹介します。

リビングの大掃除のやることリスト

完了 掃除内容
テレビ・家具のホコリ除去
照明・スイッチパネルの拭き掃除
カーテン・レースの洗濯
ソファ下・ラグ下の掃除機
床の拭き掃除・ワックス

空気清浄機やリモコンも忘れずに。

また、リビングは「見た目を整える」意識が大切です。

キッチンの大掃除のやることリスト

完了 掃除内容
換気扇・レンジフードの油汚れの掃除
コンロ・グリルの焦げ付き除去
シンク・排水口のぬめり取り
冷蔵庫内の整理・拭き掃除
電子レンジ・オーブントースターの庫内清掃

油汚れは“温めて落とす”のがコツです。

重曹やセスキ炭酸ソーダを使うと安全で素早く落とせます。

ちなみに、油汚れが目立つ換気扇の清掃方法については、こちらの記事で解説しています。

レンジフードのギトギト油汚れを徹底除去!コンロと同時にやると時短でキレイに...

「コンロのベタベタ油汚れ」「換気扇のギトギト汚れ」

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浴室・洗面所の大掃除のやることリスト

完了 掃除内容
浴槽・壁・床のカビ、 水アカ除去
鏡・蛇口まわりのウロコ汚れ取り
排水口・ゴムパッキンの黒カビ対策
洗面ボウル・洗面鏡の拭き掃除
洗濯機まわりのホコリ・カビ除去

浴室や洗面台は湿気が多く、カビや水アカが発生しやすい場所です。

特にゴムパッキンや排水口は汚れが目立ちにくく、気づかないうちに黒カビが広がりやすいです。

大掃除のタイミングでまとめて対策しておくと安心です。

また、上から順に進めることで、効率よく清掃でき、仕上がりもきれいになります。

トイレの大掃除のやることリスト

完了 掃除内容
便座・便器の内外を除菌
レバー・手洗い部分の掃除
温水洗浄便座ノズルの清掃
床・壁の拭き上げ
芳香剤・消臭剤の交換

トイレは毎日使う場所だからこそ、見た目の清潔さだけでなく「触れる部分の除菌」が重要です。

レバーや手洗い部分、温水洗浄便座のノズルなどは汚れがたまりやすいです。

また、見落としがちなポイントでもあります。

床や壁まで拭き上げ、最後に芳香剤を交換することで、清潔感と快適さがぐっと高まります。

窓・サッシ・網戸の大掃除のやることリスト

完了 掃除内容
網戸のホコリ掃除(中性洗剤+スポンジ)
窓ガラスの拭き上げ(内側 → 外側の順)
サッシにたまった砂・ホコリの掃除
カーテン・レースの洗濯

窓やサッシは普段あまり掃除しない分、ホコリや砂がたまりやすい場所です。

特に、サッシの汚れを放置すると、レールの動きが悪くなる原因にもなります。

加えて、網戸やカーテンまで整えることで、部屋全体が明るく清潔な印象になります。

ちなみに、窓の大掃除についてはこちらの記事で解説しています。

窓掃除は大掃除でも簡単にできる!最短でキレイに仕上がる裏ワザ...

年末の大掃除で「後回しにしがち」な場所といえば“窓”。

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玄関・ベランダの大掃除のやることリスト

完了 掃除内容
靴箱の整理・拭き掃除
ドアノブ・ポスト・表札の拭き上げ
ベランダの落ち葉・ホコリ除去
ベランダ排水口の掃除

玄関やベランダは外からの汚れが入りやすく、家の第一印象を左右する場所です。

人目につきやすい部分を拭き上げるだけでも清潔感が大きく変わります。

また、ベランダは落ち葉や砂ぼこりがたまりやすいため、排水口まで掃除しておきましょう。

雨の日の詰まりや水たまりの予防にもつながります。

エアコンの大掃除のやることリスト

完了 掃除内容
エアコン本体まわり・外装パネルの拭き掃除
フィルターの取り外し・水洗い・完全乾燥
吹き出し口・ルーバーの汚れ拭き取り
送風運転で内部を乾燥させる
内部の洗浄をエアコンクリーニングへ依頼する

エアコンの大掃除は自分でできる範囲とプロに任せたほうがよい範囲を分けることが大切です。

フィルターや外装の掃除だけでもホコリやニオイの軽減には効果があります。

しかし、内部の熱交換器や送風ファンにたまったカビや汚れは、完全に除去できません。

そこで、年末のタイミングでプロによるエアコンクリーニングがおすすめです。

空気環境が整い、翌シーズンの電気代や効きの改善にもつながります。

効率よく大掃除を進めるコツ

掃除道具

大掃除をスムーズに終わらせるために最も重要なのは、実は「段取り」です。

やみくもに始めてしまうと、途中で疲れて中断してしまったりしがちです。

ここでは、クリーニングのプロも実践している効率アップのコツを紹介します。

上から下へ、奥から手前へ

掃除の基本は「上から下へ、奥から手前へ」です。

ホコリや汚れは必ず下に落ちるため、照明や棚の上など高い場所から掃除を始めましょう。

次に家具、最後に床という順番で進めると無駄に再度掃除する必要がありません。

また、部屋の奥側から出入口に向かって掃除することも意識しましょう。

これにより、せっかくきれいにした場所を再び汚してしまうのを防げます。

天気を味方にする

大掃除は天候によって向き・不向きがあります。

晴れた日は洗濯物が乾きやすいため、カーテンや布団などの布製品を洗うのに最適です。

一方、曇りや湿度がやや高い日はホコリが舞いにくく、窓ガラスや床の掃除に向いています。

そのため、天気予報を見ながら作業内容を決めるだけでも、効率と仕上がりが大きく変わります。

掃除グッズをひとまとめに

掃除の途中で洗剤や道具を取りに行く時間は、意外と大きなロスになります。

あらかじめ雑巾、洗剤、ブラシ、ゴミ袋などを一つのカゴやバケツにまとめておきましょう。

部屋を行き来せずに作業が進みます。

また、部屋ごとに必要な道具を事前に用意しておくのも、効率化のポイントです。

タイマーで30分区切り

大掃除を一気に終わらせようとすると、負担が大きくなります。

30分程度のタイマーをセットして、終わったら短い休憩をはさむ方法がおすすめです。

「今日はここまで」

と区切りをつけることで達成感が得られ、最後までモチベーションを保ちやすくなります。

ハウスクリーニングはアールクリーニングへ依頼がおすすめ

アールクリーニングは最新の洗浄機器、ならびに技術とアフターサービスで、多くのお客様にリピートをいただいております。

以下では、アールクリーニングの強みを紹介します。

1.清掃技術と品質管理

研修施設

アールクリーニングは独自の研修制度を採用し、厳しい研修を最後までクリアしたスタッフのみ、お客様のもとへサービスに伺います。

自社の研修施設では、さまざまなメーカーや業務用のエアコン用意。

また、こちらの研修施設では、エアコン以外にも換気扇や水回りの研修も実施しています。

スタッフがいつでも練習できる環境を用意し、作業員のスキルアップを支援しています。

2.安心と実績

1,100件突破バナー

アールクリーニングは累計50万件以上の作業実績を誇る、経験豊富なハウスクリーニング専門サービスです。
一つひとつの現場に丁寧に対応してきた結果、Google口コミは1,100件を突破し、平均評価4.7という高い満足度を維持しています。

作業後も「掃除して終わり」ではなく、2週間保証のサポート体制を整えているため、初めての方でも安心してご利用いただけます。

地域密着の姿勢と技術力の高さで、リピート利用や紹介も多いのがアールクリーニングの特徴です。

3.リーズナブルな価格設定

本社をあえて郊外に構え、賃料や駐車場代を抑えるなど、サービスを少しでも低価格で提供するために余計な経費を抑えています。

一般的な相場よりも価格を抑えてサービスが受けられるのもメリットの1つです。

まとめ|このリストを使えば“大掃除迷子”にならない!

年末の大掃除は、「何から始めればいいかわからない」と感じる方が多いものです。

大掃除やることリストを見ながら作業をすれば、

「結局どこまでやったんだっけ?」

と迷うこともありません。

今年の大掃除は、迷わず・疲れすぎず、すっきりとした気持ちで新年を迎えましょう。

また、大掃除はすべてを完璧にこなす必要はありません。

エアコン内部や換気扇などはプロに任せることで、時間も手間も大幅に節約できます。

無理をせず、賢く役割分担することが大掃除成功のコツです。

参考:健栄製薬 一般向け製品情報TOP,健栄生活,ライフスタイル,重曹(炭酸水素ナトリウム)とは?ベーキングパウダーとの違いや使い方を解説